☆中国/本渓の鍾乳洞を探検して来ました(中日教育交流推進センター

今日はアジア最大・最長の鍾乳洞/本渓水洞(遼寧省本渓市郊外)へやって来ました。瀋陽から田舎道と高速道路を飛ばして約2時間(現在、瀋陽市周辺の高速道路は全面工事中であり、途中途中で寸断されています、これも景気対策による公共工事の一貫です)、鉄鉱石と石炭、清流と湖の街、本渓(地級市)です。以前から来たくてしょうがなかったので、ワクワクしています!

(↓本渓水洞の入り口です 鍾乳洞内は遊覧ボートで奥まで入る事ができ、長さは3キロ以上続いています)

(↓今日は南光浩君と周而立さん、それに東北大学の運転手氏と一緒に来ました 李欣さんはオフィスで留守番)

(↓入り口では恐竜がお出迎え!  洞内はマイナスの温度なので、分厚いオーバーコートを借ります)

本渓市は、市全域が国家地質公園の指定を受けており、このケースは中国内でも初めてです。また、30億年以上前の地層や火山の跡、恐竜や大型生物の化石、本渓水洞以外にもカルスト台地の地形に出来た鍾乳洞が数多く点在し、未だ未調査の地域も有る神秘的な場所です。また、この地域は満州族自治県もあり中国では珍しく温泉に入湯する習慣もあります。
(↓筆者は山口県秋芳洞内を連想していましたが、洞内には冷たく石灰質の多い冷川が流れ広さより奥行きを感じる鍾乳洞でした)

日本と同様に仏像や縁起をなぞらえた石筍や石柱、つらら石が続き、案外観光化した装飾がされています。

(↓遊覧ボートは6〜8名乗り、遊覧できる奥の限界まで15分間程度で到着し、同じコースを戻ります)

(↓鍾乳洞出口の美しい広間       ↓洞内で発見されたナウマン象のオブジェの前で休憩)

また、本渓水洞の脇には、地質公園が有り 洞窟内で発見された動植物の化石や、本渓近郊で発掘された恐竜の化石が数多く展示され、周囲の街や野山のジオラマも楽しく、昔から地質学や考古学が好きだった筆者は、この博物館をもっとゆっくり見に来たいと思いました。

(↓三葉虫や、両性類の化石、そして鳥類や歩行恐竜の化石は、地球と生物の進化の歴史を語ってくれます)

博物館を出てから、太子河を手漕ぎボートでの川下りを楽しみました。食事は川魚菜の専門店!これが抜群に美味しく、4人無言で頬張ります
(↓あまりにも水洞の気温が冷えていたせいで、外に出て来たら、カメラの中からレンズが曇りました


天気良く、空気済み、水清らかな“本渓”を楽しみ、明日からはいよいよ中国から日本の各学校(大学・専門学校・日本語学校)へ中日教育交流推進センターの広報と、Web-Sight掲載誘導のアポイントメント取りがスタートします。束の間の休日リフレッシュで、明日からはバンバンアポイントメントも取れそう(!?)です。

★★★★★ねっ! 南くん、李さん+周さん★★★★★ <続く>