☆五十肩で苦しむ、ポンコツ空手家(中国吸い玉治療)

空手の稽古に怪我は付き物....
とは云うものの、五十(歳代)の声を聞いてから稽古中の怪我が多く、また治りにくくなって来た事も事実、、
6年程前に、空手の合宿中に下腿三頭筋断裂(重度な肉離れ!?)を経験してから、大腿四頭筋断裂、足の指の骨折、去年の夏には社用車のパンク修理中にギックリ腰〜軽い椎間板ヘルニア
右足の膝は定期的な水抜きと、ヒアルロンサン注射....そして今、最も厄介なのが、年末に痛めた
“五十肩”!!

年末最後の空手の稽古(於:埼玉浦和中央支部/本空会)に参加した際、「中段突き1,000本」で左肩を痛めてからです、、
ある高さから左腕が上がりません、(電車の吊革掴まれません)
下着のシャツの着替え、ワイシャツの袖通しが痛くて、腰を回して着替えます
左肩の前部と後部に非常に痛い箇所が3〜4箇所あり、押すと“痛・気持ち良い”です
時間をかけ、ゆっくり肩関節を回そうとすると、関節から“ゴリ!ボキッ!!ガッタン!!!コリッ...”と異音と違和感があります
冬場の就寝時は、部屋の温度が下がるにつれ痛みで目が覚めてしまう事もあり、電気ストーブを左肩に照て、一夜を過ごしていました。

人に勧められる治療は、ほとんど試して見ました(整形外科、針灸、電気、スポーツマッサージ等)が、治療を受けた後の1〜2日間は調子が良いのですが、すぐに元の状態に戻ってしまう、、、
また、
◎鉄棒にぶら下がって、肩を伸ばすと良い!
◎ボクシングで言うジャブを、痛くても我慢して繰返し打つべし!
◎風呂の湯船で徹底的に温める事!
と言うアドバイスも頂き、試してはみるのですが、空手の基本稽古は
「左の上段・中段突き」出来ません
「左手刀受け」肩に激痛走ります
「左上段上げ受け」腕も肩も上がりません
「左の内・外受け」蚊が止まるようなスピードなら出来ます....

そんな事もあり、今年は中国へ出張する度に中国鍼灸治療、整体を受けています。
因みに筆者が中国で受けている「治療」は、リフレッシュを兼ねており、サウナや垢すり、足つぼマッサージや全身マッサージ(エステティック)で都合3時間〜4時間で100元〜150元(≒1,300円〜1,950円)程度で楽しめます。しかしながら今回は、本格的な治療を目的に治療院を探し「五十肩」と「腰」を集中的に診て貰いました。

結果、施された治療は本格的な鍼灸と、「吸い玉」治療●●● ●●●
(↓あまりにも“見苦しい”姿なので、小さい写真でご勘弁を、、、)

「吸い玉治療」は、数千年の歴史を持つ中国の民間療法の一つで、中国人は自宅に「吸玉キット」を持っている人も数多いそうです。
最近は「カッピング」と言う名称で、日本でも愛好者が増えて来ているそうですが、特徴は“蛸壺”のような形のガラス製(又はプラスチック製)の透明な「玉」を使用し
電動・手動ポンプで吸い玉中の空気を抜き、気圧を下げて患部に「吸い付かせる」方法、又は吸い玉の中の空気を「炎」で瞬間的に燃やし、「真空状態の玉」を患部に「吸い付かせる」やり方を
取っており、結果下記のような跡が残ります、、、
(↓患部は、大型のキッス・マークのような、赤黒い跡が残ります....赤黒くなればなる程、効いているそうですが、、・・。。放心状態....)

ちょっと人前で、肌は見せられない状態になってしまいます。
いずれにしても、“血を綺麗にし、患部の老廃物を除去し、自律神経を調整され、自然治癒力を上げる”効果があるそうです。

さて、その効果の程は、、、!??
帰国後1週間位は、肩も良く回り(軽くなった)ように感じましたが、結局また同じ状態に戻ってしまいました・・・・
『長く通わなければ、治らないよ』と言われても、流石に中国まで通院する時間もコストも有る筈もなく(治療費自体は、80元程度です)。

“五十肩は、半年位するといつの間にか治っている”と聞かされた事もありましたが、2011年末になっても状態に変化なし。。
因みに、今回の中国鍼灸院での治療(整体)で格段に快調になったのは、ついでに診て貰った「右膝の痛み」がかなり和らいだ事です●●●

しかしながら、楽しい民間療法でした。まだまだ、特定の地方や民族に伝承されている治療があるそうなので、探して試して報告させて頂きますね!!