☆お花見三景、日本の桜を中国に!

堤(筆者)がウィークディを過ごす浦和は、桜の木を植えているお屋敷や公共施設・田畑が多く、町を一回りするだけで春の気分を満喫出来ます。特にナレッジ&ワークス/さいたまオフィスから歩いて僅かな所に咲く桜は、大きな老木ですが毎年見事な花を咲かせます。
(↓弊社さいたまオフィス近所の見事な桜、 夜間はライトアップされアマチュアカメラマンの絶好の被写体です)

(↓浦和の競馬場通りの桜並木、左は社用車とオフィス入り口)

私はどうも、お正月よりも桜の季節(≒4月1日)に気持ちを新たにする事が多く、この季節は非常に緊張が高まる一方、上の桜の老木が満開を迎えると、 “今年も桜の花を見る事が出来た・・”事に感謝をしています。
(↓毎年感謝の気持ちを持って開花を迎える、大谷場の老木・・・ 右4月7日撮影/左4月3日撮影)

「日本人はなぜ桜の花が好きですか!?」「日本人の精神は桜の花に表れていると聞きましたが、それはどういう事ですか!?」

この季節、中国からの留学生やゲストによく尋ねられる質問です。自分なりに桜の開花を待つ日本人の気持ちや、パッと美しく咲き、あっと言う間に散って行く桜の花(華)の“はかなさ”や“潔さ”に日本人の心情が込められている等、怪しい説明をするのですが、なかなか分かって貰えず・・・・ ・・・
夏の夜空に大輪を咲かせる打ち上げ花火とも違うし、ましてや『Oh! ”KAMIKAZE!”』でもないし、その心情を伝える中国語は、存在しないかも知れません。。(中国では春を告げる花は“梅花”、国民の理想を具現化する花は“牡丹の華”と言われています)

さて、今日はお客様(中国からのゲスト)と一緒にぶらりぶらり、都内の花見に繰り出しました。
(↓皇居九段下の桜と内堀・九段会館を望む  武道館では某私立大学の入学式が行われていました)


(↓昼食時でもあり、土手の桜の下でお花見がてらお弁当を広げるOLの姿もいっぱい! お堀に落ちるなよぉ〜)

ゲストの “一度、日本人の英霊が眠る、靖国神社へ行って見たいです” と言う、複雑(!?)なリクエストにお応えして、一路神社の境内へ・・・   そこはやはり、お国は違っても“花より団子!”参道に沿って露天を並べる「的屋(露天商)」に興味深々・。・。・。中国はかつて“屋台(小吃店)”文化であり、かつては北京の天安門広場界隈にも店が軒を連ねたそうですが、今は王府井の一部に観光客向けの屋台が並ぶ程度・・・(←ヤモリやサソリの空揚げとか、羊串焼、烏賊下足焼、臭豆腐やサンザシ飴が有名ですが、何と言っても呼び込みのパワーは、日本の的屋衆もビックリ!)。 日本の食材に目を輝かせています。
(↓屋台の大きさ・広さにはビックリ!中には複合店も・・・しかも、屋台どおしでメニューを融通し合い、酔客に供応するのは面白い!)

●それでは、少し露天を冷やかして歩きましょう!(しかし、最近の露天は色々な食材が並んでいますねぇ)↓先ずは“粉もの”の定番、広島焼き VS お好み焼き そして明石の蛸焼きだぁ〜



(↑チヂミの具は、タップリキムチとニラ! おでんの屋台は、いつの時代も屋台の定番・・・赤いウィンナーが懐かしくも+毒々しくも=魅力的!)

(↑さつまスティック!?なる新製品と大学芋、そして夜店・縁日屋台の定番/りんご飴御一行様!)
(↓靖国神社境内のソメイヨシノも満開★★★★★★ さすがにご年配者はカメラやキャンバスを抱えて、のんびりお花見)

(↓そして屋台は続き、ナ・ナント!トルコ料理のドネルケバフの露天を発見! その隣には中国土産でお馴染み赤唐辛子の携帯ストラップが! 靖国神社に国境は無かった★★★

(↓鮎の塩焼き屋台の兄貴は、べらんめぃ英語でドネルケバフのショップのマダムに話しかけてるぞ!)

中国からのゲストも、すっかりお花見に馴染み
「これならば、桜の木を中国へ沢山移植して屋台(小吃店)も北京に復活する事が出来る!」
「日本人が桜を愛でる気持が分かった!(←本当か!??)」「この露天ビジネスは儲かりそう!」
との事。・。・。・。 “桜の精霊は人を狂気にさせる”と言いますが、まじにこの「移植」話しは進みそう・・・
堤も、中国初の露天商組合を中南海に組織しましょうか・・・★★(ちなみに筆者は20歳頃、アルバイトで縁日の焼イカの仕込みを手伝った事がある。。。ゴム手袋をはめ、冷凍のスルメイカを解凍し、菜っ切り包丁で身と下足に分け、身を開く仕事で6,000円/日貰った、、、お酉様の季節で、非常に寒かった・・・)

そして、夜はナレッジ&ワークスのPC/ネットワーク環境のアドバイザーである“Marcy”氏が遊びに来られ その後は新橋の“的屋風親父+屋台風焼鳥=鳥藤”の縄暖簾をくぐる。 もう彼此、15年位は通っている焼鳥屋
一見、硬派の焼鳥屋で親父(斉藤まこと氏)も店員の兄ぃも“組織の人”と勘違いされるくらいの強面タイプであるが、これが話しすると優しくて、照れ屋!・・・筆者とは海釣り繋がりで会話が弾むが、親父は離島釣り一本槍でモロコにカンパチ、シマアジにキハダ、焼酎呑みながら釣りの話しが始まると焼鳥の“焼き”が一定しなくなる・。・
(↓モロコの魚拓が天井に! 他ヒラマサの魚拓も有り   親父はゴルフも上手い・・・らしい、、)



何の義理も見返りも有りませんが、長居出来る気さくなお店なので、寄って上げて下さい(特に“釣り”好きな方)*ゆず入りツクネは美味いぞぉ〜!

そして、帰りは再び“浦和大谷場”の桜の下、、、幻想的で艶っぽく日本女性の美を感じる夜桜でした(終)