☆今週会食した、人材ビジネス経営者の皆さん

朝から降り続いていた雨も、やっと峠を越した模様・・・10月も余すところ、あと1週間、、
北関東の奥山にも、遅い紅葉が訪れ始めました。
(↓奥日光の紅葉)

今週は一気に冷え込んだ日もあり、夕方以降の商談や会食は「鍋」を囲んで熱燗や芋焼酎のお湯割りで・・
良く呑み、良く食べ、良く語り、密度の濃い情報交換や深い議論が出来た7日間でした。 特に景況や経済・政局、我々の事業に影響する法改正や、規制の強化と緩和等々、、 今後ナレッジ&ワークスが取るべき方向や方針ビジョンにまで影響を及ぼすような、ヒントを得られる重要な時間でした。そんな一部をご馳走になったお礼を兼ねてBlogにてご紹介させて頂きます!

メイテック社/取締役:米田さんと会食(新橋 美々卯/Bar Atrium enにて)

米田さんは、リクルート社での大先輩!(I&N事業/通信ネットワーク事業、HR事業在籍中にお世話になりました)また私の我が儘から、リクルートエージェント社(旧リクルートエイブリック社)への出向を希望した際に、快く引き受けて頂いた当時の“常務取締役”でもあります。今現在や技術者特定派遣業では、日本ナンバー・ワンのメイテック社にて役員を、また関連会社の日本ドレーク・ビーム・モリン社(主にセカンドキャリア支援、アウトプレスメント事業)やメイテックネクスト社(エンジニアに特化した人材斡旋事業)の代表取締役も兼ね、多忙な毎日を過ごされています。
(↓関西人の米田さんに東京で“美々卯”のうどんすき…!?? “大好きやでぇ〜”と言うので助かった)

表面的には飄々としていますが、思慮深く 何か迷っている時に相談を持ちかけると、『それで、堤は何をしたいの!? 腹は決まっておるの!?(By 関西弁)』と、社会人として生きていく原則を問い“自らリスクを取る”事に勇気(決意)を与えてくれます。今も人財紹介業として、高付加価値の人財紹介に舵を切って行くべきなのか、“安く便利で確実な採用”を価値として提供して行くべきか(新卒斡旋や求人広告が得意とするマーケットに、資源を集中させて行くのか、、、)資金の再投資も含めて迷っている私に、全く違う観点で整理のヒントを示唆してくれました。また、中国でのエンジニアの育成(自社で教育中心を有している)に関しては、ナレッジ&ワークスに無い“仕掛け”を細かく有しており、大変勉強にもなりました。
(↓二次会は、Bar enにてウイスキーで懐かしい仲間達の話しを・・・)

来週はオフィスへお邪魔し、弊社がサポートしていないEMCエンジニアに関して、アドバイスを頂く予定です。*ちなみに米田さんは、東京で十数年間単身赴任生活・・・ その昔は結構プレイボーイだったが、、


リクルート社/執行役員:森さんと飲み会(銀座 寿司・葉景乃、GINZA First Clib にて)
(↓銀座7丁目の“葉景乃”、僕は一元さん、、気さくな親父さん/大将と躾けの良さが伺える店員さんが歓待してくれる、とても良い感じのお店でした  カウンターに座っただけで○万円の高級店と変わらない寿司種でした!)

森さんは、今現在リクルート中国ビジネスの責任者として、中国現地の5事業の総経理(=代表取締役)を務め、上海、北京、広州と日本の間を又に掛けて飛び回る、リクルートきっての“グローバル経営候補”です。
ちなみに私の大学の後輩にもあたります。

(↓ハッキリ言って、リクルート社は“超!ドメスティック企業” 森氏は中国語の勉強は勿論の事、英会話の勉強もスタートとか・・・ その国の言葉で議論・交渉、考える事が出来ることは、ビジネスマンにとって大切です!)

(↓葉景乃の親父さんも、英語を特訓中! でも“シャコ”を“ガレージ”と約するのは英語ではありませんし、そろそろ止めましょう!)

今から3年半前、当時リクルート社のHR代理店事業部から、突如!特命を受けて“新規事業=中国室担当部長”に着任した時の、彼の様子を今でも忘れません・・・弊社から紹介し、入社したばかりの台湾出身:ペイラン小姐(=中国室アシスタント、兼社内SE、兼何でも屋)ともう1人のメンバーを加えた3人でスタート! 銀座7丁目の小さなオフィスで頭の後ろに手を組み、思索に耽っていた彼の、「ゼロスタート」も今では嘘のようです。その後、中国の人才電網服務最大手の51jobへの出資、結婚情報誌/皆喜(ゼグシィ)の北京版・広州版創刊、胡椒蓓蓓(ホット!ペッパー)上海版の創刊等、投資の時期を経ていよいよ、利益を出すマーケット、売上げを上げるマーケット、回収を急ぐマーケットと選別と再強化の時期に差し掛かっている様子です。
「絶対件数」「一物三価」「多能なニーズに応えられる情報誌」等、今現在の中国市場を見て来たからこそ語れる事実と対応案やアイデアも豊富で、大変“熱い”3時間を過ごせました。
 〜400億円程度の投資では、まだまだ勉強が先行するマーケット〜中国! 真のローカル化を実現し、現地発の商品やサービスを日本や他国に輸出するくらいの気持で、頑張って行って欲しいと思いました。

★2件目は、銀座の“美しい小姐=蝶々”が数多く在籍する「クラブ」へ! ちなみで隣りの席で静かに飲んでいたのは、極真会館の松井館長一行でした・・・   


テンプスタッフ社/専務取締役:水田さん、 フルキャスト社/代表取締役社長:漆崎さん、取締役:常葉さんとレタスしゃぶしゃぶ・豚鍋を囲む
(↓右:やる気一杯!常葉氏、 真ん中に挟まっているのが水田氏、左:やっと顔にも明るさが…漆崎氏)

人材ビジネス業で最も今、内外の環境変化に洗われている業界と言えば“人材派遣業界”・・・
数年前の規制緩和から一転して、「ニート・フリーターの温床」「ワーキングプァの製造工場」「偽装請負、違法派遣」「各種社会保険の適用無視」等々、、、幾つかの紹介会社のコンプライアンス上の問題や、派遣社員の引起してしまった犯罪等、関係省庁から見れば“坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い!”式の徹底取締りと“不況風”が相まって、本当に逆風が吹きまくっている業界です。  そんな中、“ここまで来れば、もう怖いもんなんて無し! 正しく事業運営して底辺から這い上がって行くだけ!”(←勝手なコメントを書きを加えて、ゴメン…!、、)と言う何かと話題のフルキャスト社のお二かたと、業界の老舗=クライアントからも、登録者・派遣社員からも、従業員からも評価の高い(←ちょっと誉め過ぎ!??)テンプスタッフ社の“Mr. 営業大好き!”の水田氏と、渋谷の和ダイニング“美醤”へ。 美醤は元プロ野球/千葉ロッテマリーンズの投手だったご主人が開いた創作和食のお店、、野球関係者が多く訪れる、ちょっとした隠れ家です(↑このお座敷は、ハッキリ言って船倉のような狭い座敷ですが、何故か落着きました)。実は漆崎氏と水田氏は、昭和59年リクルート入社の同期生、5年後水田さんは自分のクライアントであったテンプスタッフ社へ、漆崎さんはその後、リクルート社の執行役員に!(9月30日のBlog:参)また、常葉氏とは同社の財務部長時代に資産圧縮や株主対策で金融機関から、官庁、大手取引先に至る迄、東奔西走し合った仲・・・常葉しは、企業再生ファンドやM&Aの経験を経て、漆崎さんと合流し。フルキャスト社の企業再構築に“粉骨砕身”する腹を括っての登板です。

さて、この日の話しは、“内緒”・・・と言うよりも、話しの世界と幅が広すぎて(且つ要所要所に深みのある“実話”が、、、)私のBlog程度で、口述させて頂くような次元を超えておりました。。
収穫と言えば、2週間前に同じ渋谷で飲んだ時に較べ、株主総会朝日新聞の追加報道を乗り切り、また盟友の常葉氏を迎え、表情に明るさが戻った漆崎氏の顔が収穫! かつてビジネス漫画“なぜか笑介!”のモデルの一人となった“うるし”になぞって、危機を乗り切って行ってくれるでしょう!    以上