☆中国東北大学軟件学院赴日班(4期)開始!

過日も報告をした通り、中国遼寧省瀋陽市にある国家重点大学(≒日本の旧帝大東北大学ソフトウエア学院(=学部)日本企業就職クラスが、開講されました。
今年度で4期生目! 今年も選抜された学内の軟件学院の生徒、約50名が初めての授業に参加。

(↓東北大学軟件学院赴日班4期同学)

(↓弊社、周而立老師“開講にあたって”の基調講演  *周さん、教壇に手荷物置いて講義するのは止めましょう   右は程教授と甘楽教授)

 昨今は、多くの企業が中国の国家重点大学とのタイアップをし始めていますが、中には間違えた情報を何も知らない学生達に提供し、来日後に“こんなはずでは無かった・・・”と、学生達の期待を裏切る事もしばしば、、、
特に“派遣”と言う働き方を知らない学生達を、体よく日本へ招聘し“部品”のような使い方や生活を強要する人材会社、ソフトウエア会社も多く、本来の「日中間の歴史や文化、社会や経済の垣根を人財の交流を通じて外して行く」と言う理念から遠く離れた“金儲け”に、心が痛みます。

ナレッジ&ワークスでは、中国のエンジニアの卵達に「キャリアを積んで行く機会」「その為の生活基盤の確保」を正社員採用として提供する代わりに、口が酸っぱくなる程、“目先の利益より、中長期的なキャリア形成の重要性”を説いています。

結果、この3年間で正社員として日本のIT企業に採用された学生達で、一人の退職者(転職者)も出していません

また今年度は、新たに日本への留学生招聘プログラムを企画中。
日本の少子高齢化(生産労働人口減)は、官民一体となった取り組み(役割分担)が必然です。

(↓日本瀋陽総領事の松本先生、文化領事/平柳女士、領事館的翁先生との会食  *周而立老師と朱院長が参加、日中の人的交流に関してアドバイスを頂戴しました)


(↑左より、弊社:周老師、瀋陽総領事:松本先生、東北大学:朱院長、文化領事:平柳女士、領事:翁先生)

「人財」を媒介にしてビジネスを継続させて行くからには、私達も社会使命や企業理念を大切にし、“志し”を同じくする同志と一緒に仕事をして行きたいものだと、痛感した1日でした。

(↓赴日3期生、いよいよ来月からは日本の大手Sierで正社員して勤務開始です!)