☆14:46 東日本大震災発生、言葉を失う、、


2011年3月11日(金曜日)午後2時46分、東北地方太平洋沖大地震発生する。
同時に太平洋・三陸沖沿岸に大津波が、、、10,000人近い命を飲み込み、流し大火災発生。
同じく、東京電力福島原子力発電所にて大事故、放射性物質が大量に漏れ、汚染が広がる。

20歳代の頃から、多くの想い出を作ってくれた、三陸海岸・・・
オートバイで丁寧に回った、久慈,白井海岸,田野畑,田老, そして名も知らない海岸で垂れた釣り糸・・
ローカル鉄道で一緒に巡った、幻想的な龍泉洞、野生の大鹿を見つけた陸中海岸、浄土ヶ浜の美しさに見惚れた宮古、、
(冷たい海水に頭をキンキンにしながら、烏賊徳利で暖を取ったこと…)生牡蠣の養殖を見学に訪ねた下閉伊郡・山田町、、カレイの沖釣りを楽しんだ気仙沼や松島、、、

みんな、みんな飲み込まれ、流され、忽然と無くなって行った・・・

言葉を失う。

テレビの画面に映し出される、地震津波の映像・音声、、淡々と続く信じられない光景に慄く人々の姿、、、
改めて思い知らされる自然の非情さ、底知れぬ怖さ、そして なぜか切ない美しさ、、、

思考を失う。

言葉を継げない。

太古からの築いて来た文明も、人間の営みも、何の意味も持たない。
何を暗示しているのか!? 神の摂理なのか!? それとも大自然の“慈愛”・・・

私たちは決して忘れない、 2011年3月11日 金曜日 午後2時46分



言葉を失う。
言葉の空しさ・・・
言葉の無責任さ、、、、

言葉が何の役にも立たない事を知る、
言葉に失望する、、

ーーーーーーーこの度の震災後、ブログを書く気持ちが失せてしまいましたーーーーーーー
あまりにもの現実の非常さ、自然の怖さ、一瞬の出来事の重さに、「ナレッジ&ワークスの社長のつぶやき」も何も、あったものじゃないだろう.....
言葉を失いました、、
そして、その後経験した 言葉の持つ意味の拙さや危うさ、無責任さにブログを更新する気持ちも失せて行きました。

過日、仙台と福島を訪れ 復興が続く港町で多くの被災者の皆さんと会いました。
(カメラを持参しましたが、今回はシャッターを押す気持ちになれなかった・・人にカメラを向ける気になれなかった...)
淡々とした「言葉」のやり取りの中で感じたことは、“諦め”とか“切なさ”とか云ったものではなく、「慈悲
すべてを受け入れ、許し、祈り、慈しみ、それでも、愛して行こうとする、「慈悲のこころ

東日本大震災から、今日で半年。

遠い東京で、悶々とした気持ちを抱えていましたが、少しだけ“やるべき事”が見えて来そうな灯がともりました。

2011年9月11日 記す  


【2011.05.11現在の被害】
●死者     1万5,782人
●行方不明者    4,086人
●負傷者      5,932人

マグニチュード:9.0
最大震度   :7 (海溝型地震、逆断層型地震

自然災害としては、有史以来の大津波が同時発生、東日本太平洋側で壊滅的な被害
また、北米各地 南米チリ、ニュージーランド、ロシアでも津波を確認。
人災として、福島・東京電力原子力発電所にて放射能漏れが、続き 現在も被害拡大中。

合掌