☆グローバル採用、中国での中途採用(日本採用)


(↑大連市の中心部、中山広場★★★ サークルは帝政時代のロシアが作り、周囲の煉瓦造りの建物は戦前日本の造作です)

1月16日(日)午前8:30、今日は中国でのグローバル中途採用に踏み切ったR社の最終面接日、、、気温はマイナス10度()ですが、今日も海風が吹き付ける、体感温度寒い朝を向かえました。

ナレッジ&ワークスは、R社の中途採用を中国で実施する事を提案(⇒日本採用・配属)、母集団形成と一次・二次選考を実施、一昨日より現地(大連)での、説明・面接会を請負っております

大連瑞詩酒店からタクシー2台に分乗し、最終面接場所の大連理工大学キャンパスに到着、するとこの寒い中、外套も着ず外玄関にスーツ姿で立たずむ(=待ち受ける)、二人の男女が眼に入る。。
“あれっ! あの二人は昨日の一次面接で、残念ながら選考外(=最終面接は見送り)の結果を出した二人では・・・・、、”タクシーを見つけると駆け寄って来る二人。。
二人『R社の先生達、お早うございます。私達二入は昨日の一次面接で失敗をしてしまいました・・・思っている事、考えている事を正確にお伝えする事が出来ませんでした・・・どうかもう一度チャンスを下さい! 私達はどしても貴社で働きたいのです!』
寒さに顔は赤く、吐き息は真っ白・・・この早朝、何時から我々(R社人事&ナレッジ&ワークス)を待っていたのだろう、、 切実と再挑戦をお願いする二人、、、 困惑しながらも、胸を打たれるR社の人事教育部門、営業部門の責任者達・・・
最終面接の会場には、20名近い男女が既に揃い準備に余念が無い。 
一人の男性が筆者の許へ駆け寄って来る・・彼とは1週間前に筆者が電話で面談を実施し、日本語能力をチェック済み。日本語でのコミュニケーションレベルは標準に届かないレベルではあったが、R社を志望する理由や営業職を志向する理由が独特で、且つ若い人財(第二新卒層)であった為 説明・面接会に呼んだ男性だ。 が、最終面接の選には漏れてしまった。。彼曰く『堤先生!せっかく先生が創ってくれた機会を活かす事が出来ませんでした、、反省をしています・・・私は昨日の説明会と面接を通して、益々R社が大好きになり、是が非でもここで働きたいと思っています! 採用されても給与は要りません! R社で学べる事が“報酬”なのです、、もう一度チャンスを下さい!』

(↑大連理工大学のキャンパスで行った説明・選考会への参加切符を手にした約50人の中国人ビジネスマン 全体応募は軽く200名を越し、ナレッジ&ワークスでの一次・二次選考をくぐり抜けての参加者です)

9:00から開始された最終面接は、面接室から笑い声が聞こえてる穏やかで且つ、熱い内容だった様子、、手応えを感じている応募者とあがってしまった事を悔やむ応募者、改めてR社の面接官に手紙を書き、最期の気持ちを伝える日本への留学経験者・・・
まぁ驚くほどの“ドラマ”を見せてくれた二日間の説明・面接会も15:00過ぎに終了し、後は筆記試験(SPI試験中国語バージョン)の結果と併せて最終結果(内定)が出る予定です。悲喜交々な応募者達にも達成感や、安堵の気持ちを感じる事ができましたが、何と言っても中国での中途採用を意志決定し、実施してみたR社の方々には、大変感じ入る事の多い、二日間だった様子です。
『これでは、日本人は負けてしまう、、情熱とパワーが違い過ぎる、、、』との言葉は、筆者含めて全員の思うところでした。。。
(↓ナレッジ&ワークスの現地での強力なパートナー! 大連人力資源公司総経理/遅 玉静女士/真ん中/とは7年前からのお付き合い  今回は営業担当の李丹丹小姐/右/がよく活躍してくれました    *晩飯は北京鴨焼と大連地ビール)

(↓今回のR社のIカンパニー/中途採用責任者:松田Mgr/前列左/と、営業デビジョン責任者:岩順デヴィジョン長/右 寒い大連の夜を火鍋で暖を取る)

採用した中国人ビジネスマン達の配属イメージも、活躍の手応えも明快であり、事業戦略や顧客への提供価値に則した中途採用が実現できそうです◎◎◎
(↓瀋陽時代の清朝を模した、餃子専門店で打ち上げ! R社の人事教育グループの楊ちゃんは、北京出身の回族です よって豚肉以外の餃子=羊餃子、ロバ肉餃子、セロリや大根の餃子=を沢山注文しました)

さて寒い朝、まさに朝駆けで我々の到着を待っていた二人は、、無報酬での勤務を進言して来た彼は、、、どうなったかって!?

心優しいR社の方々は、感動の気持ちが一杯で迷われていましたが、代わって弊社の周而立女士と李丹丹小姐が、彼らの気持ちを汲み取りながらも、次のチャンスを待とうと諭し、帰宅させました、、肩を落とし(泪を流しながら…)帰る姿に筆者もググッと来ました・・・・・ “大丈夫! 必ず次の機会を見つけて上げるよ!”

因みに、今回の説明・選考会の結果、R社さんは複数名の内定を出して頂き、現在入国に向けて手続き中です。 それにしても、こういうドラマが続々と生まれるので、この仕事止められません、、“やっていて良かった!”と思う瞬間です★★★

★高い・安い・混んでいる、、住みにくくなった中国(!?)


(↑瀋陽“家楽福超市/カルフールには、瀋陽故宮の古い絵画が掛かり 店頭では春節の縁起物、赤い下着が山ほど売られています
中国・グローバル採用では、もうお馴染みのH社の阿部さんと馬華さんと、打ち上げに★★★久し振りに東北大学軟件学院学院長の朱志良博士達と、瀋陽郊外の高級飯店へ

今回の訪中で驚かされたのは、物価の異常な上昇! 毎年カルフールで定点観測をしている経験から言うと、2004年頃と比べ倍以上の市販価の食品や雑貨も数多くあり、庶民の食べ物である豚肉や野菜までもが極端な言い方をすると、日を追って値上がりしています!!ちなみに、インナーウエアは、日本のユニクロ/ヒートテックとそれ程変わらない値段の商品がゴロゴロ(→もっとも、ヒートテックはMade in Chinaがほとんどですが、、)……今日、接待して貰っている中華飯店の値段も、日本の有名ホテルで食する中華料理よりも、はるかに高い料金とか、、、街角のお粥小飯店(食べ放題)でも10元〜15元均一だったのが、20元〜25元以上に値上がっているしタクシー代にも渋滞時のメーター料金が導入されていました。一方、中国から日本への就職を希望する中国人ビジネスマンからは、『工場の労働者の報酬は、確かに上がっているけど、東北地方のホワイトカラーの給与は頭打ち、、税金は上がる一方で給与は実質ダウン(=目減り)』『物価高い! 税金高い!! 給与安い!!!、環境悪い。。。日本へ脱出したい』との嘆きが。。。。
環境の悪化で言えば、相変わらず地下鉄工事と商業地域の再開発、住宅地域での容積率緩和によるマンション建築ラッシュ、、粉塵や埃が舞う中で、恐ろしく増えた自家用車!★★ 夕方のタクシー運転手交代の時間帯でタクシーを拾うのは至難の技、、、、ついには相乗りと料金交渉が復活し、運転手も平気で街角に立つ利用者に、“白タク”まがいの営業を仕掛け、時代が昔に戻ってしまった感じです。
これから、どうなって行ってしまうの!?…・・・中国、、  久し振りに会った、瀋陽立得尓教育諮詢公司の梁姐、周女士と中流層をターゲットにした「火鍋チェーン」で語り合ったマイナス25度の瀋陽の夜でした・・・
因みにかつては“火鍋”と言えば、「羊肉」か「豚肉」がご馳走だったのが、周囲のテーブルには山のように『牛肉』が盛られ、隔世の感を感じました・・。・、、
(↓梁姐は周さんの、高校時代から好朋友、、、我々の瀋陽立得尓教育諮詢公司の会計を手伝ってもらいながら、自身では“中国鍼灸・指圧・按摩院”を経営しています  50肩に悩む筆者にはありがたいパートナーです)

☆グローバル採用、中国での新卒採用

2011年、ナレッジ&ワークス今年最初の海外採用=グローバル採用のお手伝いに、厳寒の瀋陽・大連へ出張して参りました。
今年の中国東北地方は、例年に較べて雪が多く、あの猛暑が嘘のような寒い日々が続いているとか、、瀋陽へお越し頂くIT系企業H社は寒い季節の中国新卒採用はもう5期目★★★★★、重装備でお越し頂けると確信していますが、他の2社のお客様はいずれも中国での採用活動は初めて… 昼間の最高気温でマイナス8度、夜半にはマイナス20度にまで“凍る”中国東北地方に耐えられるでしょうか。。
(↓旧満州鉄道の大連駅は、火車の蒸気でプラットホームは霞んで見えます、左の火車は遠く内モンゴル自治区へ向かう長距離列車です)


(↓中国はもうすぐ春節! あちらこちらで春を迎える準備が始まっています ちなみに超市の下着売り場は、縁起物の“赤い下着”で一杯でした)

1月8日〜12日までは、ナレッジ&ワークスのホームタウン!瀋陽東北大学ソフトウエア学部の学生へのアプローチ(説明・選考会)、折からのグローバル採用(ブーム!?)の好影響で、弊社の運営する「日本語・日本就職クラス」の学生達は、既に多くの日本企業や現地日系企業から複数の内定を得ています。
(↓雪化粧の東北大学  ↓東北大学は歴史的に自由と独立求める気風が!)

今年のクライアント特性は日本の景況が影響し、従来の積極採用業界であったSier、IT(ソフトウエア業界)企業が一服し、Web系のプラットフォーム、コンテンツ、エンタテーメント系の企業からご相談を頂くケースが増加!また、メーカーのエンジニア採用も復活基調です。
(↓複数の内定を得ている余裕もあり、和やかな説明・選考会となりました 一方、学生の企業を観る目は“自分のキャリアと市場価値を高めてくれる企業か!?”“成果に対する評価の内容は!?”等、より良い企業でスタートを切ろうとする真剣さは、日本の学生と全く同じ

(↓夕暮れの東北大学軟件学院事務所、学生達のほとんどは、学内の寮に住んでおり“良い企業”と出会えるのであれば、何時まででもOK! この日も夜遅くまで熱い討議や質問が続きます)

今回初めてお越し頂いたITコンサル企業A社のHRご担当Mgr氏は、中国の重点大学での採用活動も初めて★★★
学生達の熱心さ、質問の鋭さ(A社を理解していなければ、出来ない質問内容)そして何よりも、基礎学力と大学で真剣に学んで来た証しが、ヒシヒシと伝わって来る面接に興奮気味...目を輝かせ、前のめりに自社を語られる姿を見るとかなりの手応えを感じられている様子です。
一方、今日の日本からのニュースでは、2011年3月卒業予定の大卒新卒予定者の求人倍率が、過去最低を記録しそうとか・・・、、、個人的には、バブルの崩壊後 どう考えても「競争」「弱肉強食」の道を歩んで行くのが手を取るように分かりながら、『ゆとり教育』を選択してしまった、当時の日本の教育改革の失敗を感じます。 また、生まれた時から右肩下がりの経済・世の中に身を置き、身近な大人のリストラや有名企業の倒産。再就職に苦しむ中年や進学を断念する同級生を真近に見て来て、将来に希望を見出せない彼等を“日本の大学生は、、、”と言うマイナスの言葉で片付けるだけでよいのか・・・!? 複雑な気持ちにさせられます。。
(因みに中国の大学生達は、生まれた時から改革開放の真っ只中! 右肩上がりの時代しか知りません、、 勉強し頑張れば必ず未来が開け、成功を掴む事が出来る! そう信じられるロールモデルだけを見て来ています “明日がある!”って感じ、、)

「アジアを市場と捉えた時に、日本人だけの採用に拘る必要は無い!」
「社内をグローバル化するには、外国人社員の採用と活用を推進したい!」

経営者も人事担当者も、こぞって“グローバル化を唱え、まさに“グローバル採用バブル”の様相を呈していますが、貴社に取ってグローバル化って、何なのでしょう!? 何の為、誰の為のグローバル化なのでしょう・・・!?   頑張れ!日本の大学生!!

★2010年、ナレッジ&ワークスの忘年会+α

今日は朝から大掃除★★★ 銀行で今年最期の入出金後(・・・今年も厳しい一年でした....)筆者は買出しに、周而立女士は、包丁を握って忘年会の食卓の用意。 こんなに沢山の料理が出来上がりました!

(↓ “持ち込み大歓迎!”の忘年会をオフィスで実施、18:00開宴、23:00過ぎに終了しました)


景気が悪くても、多くの仲間に恵まれ、また新たな財産が出来た一年でした。。 来年は更に良い年になりますように★★★    *上の写真に、筆者は写っておりません 極端な写真嫌い...

さて、今年も呑みまくった師走・年末、、、酔わない内に撮影した方々のみをご紹介して、2010年のブログを終了します。 ありがとうございました

(↑ リクルート執行役員/富塚さん *立教高校→立教大学で、長嶋一茂と野球部で一緒だった 現在、飲食情報事業・旅行情報事業の総責任者です、リクルートエリアリンク社時代にメッコリ一緒に“会社経営”しました 来年は中国で一緒に仕事が出来そうです)


(↑ 右/フルキャスト・ホールディングス代表取締役/常葉さん、 左/HRK社代表取締役/木村(きむきむ)と一緒に五反田の日本料理屋で懇親会、フルキャストグループも流石! 企業再生のプロ=常葉氏の手腕により、経常利益が確保出来る体制に生まれ変わりました★★★ http://d.hatena.ne.jp/tsutsumihidetoshi/20081024 
きむきむは、リクルートの“良心”のような人物!!義理・人情に厚く、温厚で深い洞察力のある、誰からも好かれる人事コンサルタント! ナレッジ&ワークスの元役員でもあります)


↓7月に訪問した、中国・瀋陽市の大手展示会ビジネス公司/瀋陽佳勝展覧展示有限公司の幹部の皆さんが、来日しました。  http://d.hatena.ne.jp/tsutsumihidetoshi/20100701

(↑ 左席中央の“太い垂れ眉毛”が、薫事長/総経理の姜智老板、誰が日本人で誰が中国か!? 分かりますか!?)
株式会社 博展の田口代表取締役との提携模索 &日本の展示会見学に、初来日しました。展示会のクォリティやブースのデザイン面は中国も追い着き、日本の品質と遜色ないそうですが、目を丸くして驚いたのは、博展のデザインセンター・製作工場で見学した、「リサイクルシステム」「効率化」「原価管理手法」! -------このやり方を中国で導入すれば、営業利益が倍以上になるそうです。



(↑ リクルート社の人事ゼネラルMgrの池目氏と懐かしの新橋 鳥広で、、 今年は色々と人財採用でお世話になりました。。 池目君はかつての私のメンバー・・・筆者がリクルート社/HR港営業部の責任者だった当事、鳥広でよく呑んだものです.....因みに彼は、エイベックスの創業者/松浦勝人氏が横浜・上大岡で貸しレコード屋を始めた時のアルバイト従業員! エイベックスの立ち上げにも誘われたけれど、断ってリクルート社へ就職。。。。。なんか、どっちが良かったのか、、、今になっては分かりませんね・・・そう言えば、池目君の結婚披露宴の時 主賓席で筆者の隣りに居たのが松浦氏でした....)

閑話休題(↑ 右は“鳥広”のマスター 
鳥広には、通い始めて25年余となります・・・・初めて行った時には、現在の烏森神社の参道ではなく、桜田小学校近くの路地にひっそりと店を構える、もつ焼き屋のひとつでした。。。店内も今の半分位の広さで、“みっちゃん”と言う、元気で愛嬌のある女性店員がし切っていました。当時リクルート社は田村町に本社があり、仕事が終わってから、22:00〜23:00頃から飲み始め、喧々諤々.....日付が変わってからも焼酎でもつ焼き、ニラ玉、じゃがバタ、鳥餃子を流し込みながら、議論百出した頃を懐かしく想い出します。。。ちなみに当時の鳥広は、リクルートグループのメンバーや役員連でもっている(!?)お店で、あまり他のお客さんを見た事はありませんでした・・・(もっとも、22:00以前には他のお客さんで混んでいたのでしょうが.....)


当時★ 午前1:00〜2:00を過ぎても、なかなか腰を上げない我々に呆れた“みっちゃん”他、鳥広のスタッフが、我々を店に残したまま帰宅してしまったり、店の鍵を預け(筆者は小あがりに、座布団を並べ、半間の押入れから毛布を引張り出し、泊まらせて貰っていた!)
翌日の午後2:00頃にマスターに鍵を返したり、、今考えると とんでもなく「濃く便利なお店」でした・・・
そんな鳥広は、スタッフも何度か代わり お店も広くなりメニューも増えたし、お客さんも種々雑多な顔ぶれが集い、いつも繁盛しています。。

そんなこんなで、今年のブログはこれで終わり、、今年も良く呑みました。。また来年お会いしましょう ★★★

★日本空手協会/弘基館&五条館の夏合宿に参加しました

夏らしい空が広がる7月18日(日)、 かつてお世話になっていた“日本空手協会三田支部(五条館)”の細田先生から声を掛けて頂き、久し振りに城北支部(弘基館)と合同の夏合宿へ参加させて頂きました。

(↑城北支部撮影の写真を転用させて頂いています 3日目の朝の稽古前に全員集合!)
・三田支部/ http://www.geocities.jp/mita_kon20/index.html
・城北支部/ http://www4.point.ne.jp/kokikan-jka/

(↑例年、福島県猪苗代町の中の沢温泉で実施しています)
……と言っても、筆者は先月末に「ギックリ腰」椎間板ヘルニア』になってしまい、空手の稽古どころか帯が腰に当たっても痛い状態...実は合宿名物の“バーベキュー”と“夜の宴会”目当ての参加です。
しかしながら、真面目に参加している道場生にとっては日本国内・外で最高レベルの師範・先生が稽古をつけてくれる合宿であり、内容の濃い3日間でした。
ちなみに、参加された師範・先生がたは国内の全国大会(日本空手協会全空連、学連)国体、世界大会で優勝・準優勝常連の“強者(つわもの)”★★★★★ 以下、ご紹介させて頂きます!(押忍)
★尾方弘二 先生(六段)東京都城支部代表(弘基館)日本空手協会総本部師範/東洋大学空手部出身  http://www4.point.ne.jp/~kokikan-jka/coach/profile/
★栗原一晃 先生(五段)城北支部指導員(弘基館)日本空手協会総本部指導員・資格部/駒澤大学空手部出身  http://www.karatedo.co.jp/directory/entry_688.html
★粂田 力 先生(四段)城北支部指導員(弘基館)日本空手協会総本部指導員・指導部/國士館大学空手部出身 http://www4.point.ne.jp/kokikan-jka/coach/
★忠鉢孝治 先生(参段)城北支部指導員(弘基館)日本空手協会総本部指導員・指導部/帝京大学空手部出身  http://www.jka.or.jp/index2.htm
高橋優子 先生(参段)空手道空優会代表    元日本空手協会本部指導員・広報部/大正大学空手部出身 http://www.kuuyuukai.com/
・・・さぞ!体育会系の恐ろしい“合宿”にっ、、、!!
と思いきや、子供と女性+“オジサン”が中心の合宿は、日頃の稽古より懇切、且つ緻密に指導をして頂き「サボっている」筆者以外の参加者は、見る見るうちに動きと技の切れが変わって来ます。

*筆者が学生時代の“空手部合宿”と言えば、無理編に拳骨の“地獄の日々”が続き、何故か怪我人や行方不明者(→辛さと酷さに耐えかね、合宿から逃亡⇒大学からも逃亡してしまう一年生...)が続出し、無事生還した部員も痩せ細る「間引き」の行事だったように記憶します

手取り足取りの稽古の後は、地元の食堂でビールを傾け、温泉(中の沢温泉は硫黄が強い温泉で、眼に入るとピリピリします)で筋肉を解した後は、西瓜割り・バーベキュー・花火・ゲーム大会と、先生達も童心に帰って騒ぎ、食べ+食べ+(呑み×飲み)します。
(↓尾方先生……声も体もでかい! 世界大会では大きな外国人選手をぶっ飛ばしている!! 三田支部の稽古の後は、必ず皆んなで焼き鳥で一杯

(↓左から現役選手でもある、高橋・栗原・粂田:各若手の先生はとても仲が良い 一番後輩の忠鉢先生は煙を浴びながら、焼肉を焼いていました ∴写っていない、、)

(↓西瓜割りは、目隠ししてグルグル回って、腰を落とした運足から突く★★★

(↓写真右/三田支部支部長:細田晴夫先生は壮年空手大会全国優勝や上位入賞常連の猛者

(↑写真左*左/横浜本牧支部長:赤塚和雄先生は三田支部の重鎮ICUの空手部出身です 右は二子玉川支部の方)

(↑煙の向こうには、いつも“変顔”する栗原先生が・・・   忠鉢先生は先輩の指示で、焼きソバを焼いているので“手”だけ出演)
翌日は午前中の稽古後、足を伸ばして「喜多方」へ行きました。
(↓あべ食堂で、チャーシュー麺を食す)


(↑さらに、坂内食堂で、中華そばを食す)

(↑さらに、さらに三田支部は食べまくる、、、)
(↓あべ食堂前の変な看板と、  可愛い顔で中華そばを啜る世界王者

最期に、優しい・やさしい=忠鉢先生(写真右手前)が無事、中華そばを食している姿で夏合宿は終了しました、、

それにしても、稽古中の写真が一枚も無いのと、帰京後に量った体重が2Kgも増加しているのは、なぜ????(合宿、ちっとも痩せないじゃん...)

☆中国の事はナレッジ&ワークスへ(2)

中国視察の旅、3日目の朝は大連で迎えました。
(↓博展社の田口さんの父上は、戦中は満州鉄道に勤務をされていたそうです  今も当時のまま現存する、大連の満州鉄道旧本社々屋を訪ねました)

(↓勝手に中に入って、守衛に怒られました、、今も市政府の鉄道関係庁舎の様子です)

今日は、大連邦威公司の若き“老板”、張さんを訪ねます。張さんは黒龍江省出身・瀋陽師範大学芸術院を卒業したグラフィック・デザイナーです。
今現在、大連市内にオフィス、旅順に展示会用工場を持ち、また上海市にもネオンサイン(商業用看板)のデザインルームと工場を持っています。
張さんは、中国人には珍しく「無口」で「自分を飾らない」青年(!?)。非常に自分の価値観を大切にした生き方をしている様子が、センスの良いオフィスやオブジェ、蔵書を見て感じました。
(↓かなり、中国ではモテルタイプの老板です! 価格競争の激しい展示会施工のビジネスより、発展著しい上海でのネオンサインビジネスに自分の可能性を見い出しています)

夕方、大連周水子国際空港から中国南方航空にて、上海浦東国際空港へ  その足で、豫園に近い上海豫園万麗酒店に宿を取りました。
上海は万国博覧会の最中! 驚くほど街がきれいになった事と、タクシーの運転手の運転マナーや運転技術(!?)が上がった事に驚かされました★★★★★
(↓ホテルから、ブラブラ歩くと直ぐに豫園の夜店に、、、、店の裏に回ると相変わらずランニングシャツをまくり上げたメタボな叔父さん達が、上海語で博打に興じていました)


翌日は雨が強くなったり、薄日が射したりする不安定な天気でしたが、浦東郊外にある張老板のデザインルームと大きな工場を見学しました。その足で上海万国博覧会へ向かうはずでしたが、雨脚が強くなり、また雨の日の上海名物大渋滞」に巻き込まれ、一旦ホテルへ戻り 晩飯(ご接待!)までは、自由行動としました。
(↓黄浦区で、新彊ウィグル料理/イスラム/小飯店を発見! 手打ち麺を安く美味しく食べました)

(↓雨上がりの豫園の路地裏で、結婚式へ向かうカップルの車が! 爆竹でバンバン祝っていました     右は万博のマスコット・上海万博先生)

(↓晩飯は、かつての上海租界の時代から愛されている歴史ある和洋飯店で!ゆっくり寛ぎましたが、、・・青島卑酒の小瓶が150元は太貴了!!


商談も無事に済み、近いうちに張老板が来日する事も決定!更にお互いの協力関係を強固にして行く事を約束し、乾杯の杯を重ねました。
帰りは雨上がりの、“外灘”を散策し5日間の視察・出張が完了。。今回の収穫は、日本側の博展社/田口さんと鷲さんが、中国に抱いていた“悪印象”を払拭し、中国と中国の市場や人財に高い可能性を見だしてくれた事、そして同様に初めて、日本人とコミュニケーションを図る瀋陽の姜さん、上海の張さんが日本の商習慣や企業文化の良さを知り、自分達には無い「価値観」に大きな興味と関心を抱いた事に尽きると思います。
(↓昼と夜の外灘のコントラスト)



互いの国の政治(政府)は酷い(!?)けれど、人と人との交流を通じ、価値観を分かち合う事が、「友好」の始まりですよ

★中国の事はナレッジ&ワークスへ(!?)


★中国の重点大学から、優秀な新卒社員を採用したい!
☆中国のITエンジニアを正社員として日本で活用したい
★中国進出に際し、現地でマネジメント経験豊富な人財を採用したい!
……以上が、ナレッジ&ワークスに寄せられる今までのキーワード=「中国」「グローバル人材」「採用」で“ググる”ご相談、、
最近増えて来ているお問い合わせは、
●中国からの観光客を誘導したいので、相談に乗って欲しい、、
○中国からの投資を呼び込みたいので、現地でセミナーを開きたい、、
●中国でジェネリック医薬品を販売でタイアップする先を見つけて欲しい、、
に始まり、
中国茶、買って来て〜に至るまで、色々なご相談が寄せられるようになりました。

これも、ひたすら「中国」「ちゅうごく」「China」に拘って来たからであり、人は弊社の社名、“ナレッジ&ワークス”は知らなくても
「中国専門屋」として認識している事が面白いと思います。
つまり、商売で大切な事や、社名や業種では無く「屋号」こそが、大切!! と感じる次第です。

そんな中、以前に筆者のBlogでもご紹介した、株式会社博展の代表取締役会長/田口さん(http://d.hatena.ne.jp/tsutsumihidetoshi/20090330)から
「中国での展示会ビジネス展開を考えているので信用が出来、有望な若手が経営する施工会社を紹介して欲しい…」とのオーダーを頂き、早速現地のネットワーク(ご存知のように中国で最も大切な事であり、すべてと言っても過言ではないのは“人脈”!)を駆使して、優良候補企業の経営者をサーチし、一緒に中国へ向かいました。
(↓中国東北地方の展示会ビジネスのトップ! 瀋陽佳勝展覧展示有限公司を訪問、先ずは両社の紹介と特徴・強み情報を交換しました)

(↑左から、3番目が薫事長/総経理の姜智さん、老けた顔ですがまだ、37歳… その右・田口さん、そして博展社の執行役員/鷲さん By半ズボン、、、)

(↑姜 智先生は、弊社の副総経理/周 而立女士の高校時代の同級生、苦労をして大専を卒業し、上海で修行後独立を果たしました)

夕方は、タクシーを飛ばして瀋陽市郊外にある、瀋陽師範大学芸術学院へ!
瀋陽師範大学は、ナレッジ&ワークスと“日本語強化クラス”“日本企業就職コース”の設置で合意し、昨年より関係が深くなって来ている大学です。
今回は芸術学院の趙学院長以下、学院の就職担当副院長、対外商務副院長他 幹部の方々と介し、
・芸術学院と共同で、研究(展示会施工用素材の開発)や事業(展示会主催)開始
・双方の人的交流(就職・派遣・留学)の可能性
をテーマに意見交換をしました。
(↓瀋陽師範大学芸術学院の幹部と交換、   夜は勿論“信頼のおける朋友”への第一歩!白酒で乾杯

(↑学内の学生展示ブース、 学生が製作した卒業課題が沢山展示されていました)

翌日は、瀋陽佳勝展覧展示有限公司のスタッフと姜先生と一緒に、一路吉林省長春へ!
長春では中規模な「不動産展示会」が行われており、その展示施設の多くを姜先生の会社の長春支店のスタッフがデザインと施工に関わったと言う事で、見学へ向かいました。

長春への道程は、高速道路を車で飛ばして4時間余(→スタッフも姜さんも、ハッキリ言って運転下手! 車線変更はビビるし、、、、どんどん抜かされて行きました・。・。車中は周さんが高校時代の姜さんの事を面白可笑しく話すので、姜さんはタジタジ、、)抜けるような青空が広がり、気温も上昇し30度近くに!  長春は先の戦時中は、「新京」と呼ばれ、多くの日本人も住んでいた街です。建物が大きく(高いのではなく、横幅が広く大きい)旧い中国の街並みを感じる都市です。今回の“不動産展示会”は比較的規模の小さい催しだそうですが、中はビッグサイト並みの展示場であり多くの人でごった返しています。


(↑展示会正面玄関と会場内の巡る、三輪車        ↑なぜかフラメンコでお出迎え…!)

(↑瀋陽佳勝展覧展示有限公司長春スタッフが案内をしてくれました)
会場には、実需として不動産(=マンション)を購入したいけれど、まだ収入が届かず“いつの日か,,,★を夢見て来場するカップル、真剣に物件探しに来場している家族連れ、そして ひと部屋に留まらず投資目的に2部屋・3部屋…立地や外観、値段・利回りを考え、熱心に係員に質問する人等々… …、、、 今の中国社会の縮図を見るような思いでした。
(↓マンションは単独物件ではなく、ほとんどが再開発による街作り物件)

(↓各ブース前には、街作りの参考にした世界の都市名と、外国人コンパニオンが華を添えます  ちなみに中国人は欧米人と英語を話す人に弱い、、)

色々な催しを工夫し来場者の目を引きますが、肝心のブースの施工は“結果オーライ!”型の仕事の様子....博展社の鷲さんのチェックによると。「見えないところは、かなり手を抜いている!」
との事、、(こんなところでも、“中国らしさ”を感じます

尚、中国でマンションを買う時の注意点を3つ!!
1)買い求めた物件の20%近くの面積は、なんと!共有部分!!
2)引渡しされる物件の、内部は打ちっ放しの状態!内装は自分でやる!!
3)中国のすべての土地は国有財産!マンションなどの土地権利は、国から期間(70年間)を決めて借りている形となっている!!

さて、我々一行は不動産展示会を見学後、長春空港から一路、大連へ向けて飛びます。 
明日は朝から、大連の展示会業者を訪問し展示会の施工現場を見学後、空路上海へ入る予定です   (続く...)

(↑大連では、常宿である大連瑞士酒店/スイスホテルにチェックインし、辛い湖南菜を食べ散会しました)